こんにちは!今回の記事では、文系大学生の私が、システムエンジニアを目指すために取得しておいて良かった資格を紹介します。
と悩んでいる方の参考になれば幸いです。ちなみに、文系卒の私がシステムエンジニアになったらどうなったか?という話を別記事に書いています。もしお時間ある方は、こちらも是非立ち寄っていってください。

私の話になりますが、良ければ聞いてください。それでは、本題へいってみましょう!
なぜ資格取得しておいた方が良いのか?
まず、資格取得をしておいた方が良いという理由を挙げておきます!
就職・転職活動時にアピールポイントのひとつとなる
就職・転職活動する際に、履歴書に必ずある欄、それは「資格」の欄だと思います。そこになにか一つでも書ける資格があるのは心強いです。
資格取得は、自分の知識取得という一面もありますが、「勉強しました!」だけでは証明するものがありません。ですが「勉強して、国家資格持ってます!」と言えると説得力が増しますよね。
履歴書アピールポイントに、知識を習得しましたという証明になる
システムエンジニアになった時も経歴書を提出することがある
システムエンジニアとして案件を任される時、お客様にSEのプロフィールを提出することがあります。その時も資格を書く欄がありました。システムエンジニアはランクによって人件費(単価)が変わってきます。その判断材料のひとつになっているのです。
システムエンジニアとしての価値を高めるために持っておく
もちろん自分の知識習得に
もちろん勉強することで、システムエンジニアに必要な基礎知識が身に付きます。実際に働く中でも、基礎知識が無ければ打合せの中身が理解できないので、知識は必須。その知識を底上げするために取得するためにも取得しておくのは良いでしょう。
システムエンジニアに必要な知識を増やす
結論:ITパスポートと基本情報技術者


それでは本題です!結論としては、以下の2つの国家資格を取得しておけば良いと思います。
- ITパスポート
- 基本情報技術者
これら資格について、詳しく紹介していきますね。
ITパスポート
概要
ITの入門資格です。ITの基本的な知識を試される試験となっています。合格率は40~50%台と情報処理試験の中では合格率が高めな試験です。
試験時間 | 2時間(120分) |
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形式 | CBT方式(選択式、4択) |
問題数 | 100問 |
オススメする理由
ITパスポートはシステムエンジニアが取得するイメージは正直ありません。IT業界の営業や総務部のシステムに関わる人が取得しているイメージがあります。
ですが、あえて必要取得として挙げさせてもらいました。というのも、文系学生がいきなり基本情報技術者試験にチャレンジするのは辛いからです。というのも私自身が基本情報技術者からチャレンジし始めたのですが、難しすぎて心が折れそうでした。
ITパスポート試験の知識は基本情報技術者試験に繋がるところもありますので、段階的に受けていく・合格実績をひとつ作って自信をつけておくという流れを個人的にはオススメします。
基本情報技術者
システムエンジニアとしてまず目指すべき登竜門の資格です。合格率は20%~30%程となっています。(※ただし令和2年秋と令和3年春は40%後半です。)やや難しい資格という認識です。特に午後はプログラミングなど専門的かつ実践的な問題になります。
試験時間 | 午前:2時間半、午後:2時間半(150分) |
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形式 | CBT方式、筆記 |
問題数 | 午前:80問、午後:11問中5問 |
オススメする理由
基本情報技術者の資格があれば、システムエンジニアとして基本的な知識が身に付いている人だと判断されることが多かったからです。特に文系卒だとIT知識に関しては、胸を張って言える実績がひとつもないところが痛いですが、ひとつ実績があるというのは心強いですよ。
また、私は文系だけど理系の情報にチャレンジしたということも就活でのアピールポイントのひとつにしていました。この資格は学生時代に取得しておいて本当に良かったです。別記事で熱く語っています。



また、入社してからも基本情報技術者の資格取得を求められます。この点においても学生時代に取得しておくことで、入社後に少し気持ち的な余裕があったこと(合格しないと!みたいな焦りからの解放)と資格に関しては同期より一歩リードできたことは良かったです。
勉強方法の紹介(無料と有料の勉強法)


今回は、無料で勉強していく方法と有料で勉強していく方法に分けて紹介していきたいと思います。
無料の勉強方法
過去問題は全て公開されている
IPAのホームぺージでは過去の問題が全てPDFにて公開されています。
ひたすらに過去問題をといていく方式です。ただ、問題と解答だけでは解説が足りないと思いますよね。その場合、インターネット上に載っている解説を読んだりしていました。ただ、解説に辿り着くのに意外と時間がかかります。
私がよく見ていたのは、「わくわくスタディワールド」というチャンネルでしたよ、よかったら。
アプリを活用する
スマホ用に資格別にAndoroidでもiPhoneでもアプリが公開されています。インストールして、通学時間などに取り組むということをやると良いかと思います。
ちなみに、私の時代はスマホが無かったので、Webブラウザ上で学習していました。今でもパソコンがメインという方は利用しても良いかもしれません。「過去問道場」といって、その名の通り鍛えられます!
図書館で参考書を借りる
図書館だと期限付きで書き込みも出来ないですが、期限がついているからこそその期間に集中して参考書に取り組めます。図書館にない場合は図書リクエストといって、リクエストが出来る図書館もあるので早めにリクエストを出しておくと良いでしょう!
有料の勉強方法
無料でも合格の可能性はあると思いますが、やはりある程度お金をかけた方がしっかりと体系的に学べます。
参考書を購入する
勉強するには参考書があると体系的に学びやすいですし、信用できる情報・解説となっているかなと思います。
はじめての型向けに優しい解説参考書もあれば…


令和04年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室 情報処理技術者試験
栢木 厚 著
理系大学院卒の情報処理資格資格マスターである夫は以下の参考書が王道で使いやすいとのことです。


情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者 テキスト&問題集 2022年版
矢沢 久雄 著
大きい書店でいくつかの参考書をパラパラめくって自分に合いそうな参考書を見つけるのがオススメ!最近ネット通販でも中のページを少し見れることもあるので、とにかく中をチェックしましょう!
サブスクで勉強する
最近、【オンスク.JP】
ちなみに、【オンスク.JP】
他にも色彩検定や簿記などもラインナップにあるので、興味ある方はぜひのぞいてみてくださいね!

基本情報技術者または応用情報技術者に対応しているサブスクはスタディング


さいごに

いかがだったでしょうか!システムエンジニアになりたいけど、未経験だ…というハードルがある方に少しでも後押ししてくれる資格たちでした。少しでも参考になれば幸いです。それでは、また!