こんにちは、わたあめです。今日は情報処理技術者試験の資格が役に立ったのか?!を実体験に基づいてについてお話しようと思います。
現在、わたあめが保持している資格は以下です。
夫が持っている資格は以下です。資格ヲタクなのか、スペシャリスト系の資格をもうすぐコンプリートする勢いです。
資格をしぶしぶ取った私とコンプリするのが楽しくなった夫の経験談をお話します。
新卒就職には有利だった
情報処理試験の入門、基本情報技術者試験(FE)は私も夫も大学時代に取得しました。取得理由は、「就職に役に立ちそうだから」でした。その狙い通り、エントリーシートや履歴書に普通免許以外の資格が記入できたことは大きかったです。
と軽く触れられることもありました。夫と私は新卒で中堅IT企業に就職しSIerとして働いていますが(※わたあめは転職しました)、働いてからの認識はこうです。
"学生時代"という所が重要かもしれません。というのも、入社してしまえばむしろ上位資格の応用情報技術者が新人の登竜門。「そんなの仕事してれば1日勉強すれば受かるでしょう。」と上司に言われたことがあるくらいです。(泣)
配属される新人さんが基本情報を持っていると「最低限知識はありそう、ちょっと安心だな~」と印象がUPする資格でもあります。よく分からない自己アピールより、信頼できる指標であることは確かです!
基本情報技術者は、学生時代の取得がオススメ。新卒の就職試験には信頼できる指標となりプラスになる。応用情報技術者試験があればもっとプラス!
(※あくまで中堅IT企業に勤める夫と私の個人的な感想です。)
入社してからは自身の自己成長にのみ有効
入社してからは資格試験があるからといって、実務に役立つ・社内で評価が上がる等の効果があるかと言われると、正直なかったです。強いて言うなら、昇格に必要な条件に応用情報技術者の資格取得があったくらいです。
そう思ったは、以下の理由からです。
机上の勉強よりも実践でトラブル対応して経験を積んだ方が知識が身につくと実感しています。資格試験の知識は、もちろん知識として残る部分もあるのですが、試験用の一時的な記憶だったりしています。(勉強の仕方が悪い気もしてますw)
プチメリットとしては、ちょっと自慢できるです(笑)持ってないより持っていた方が良いのは確かですもんね!お客様に提出するSEの経歴書にも資格が載るので、ちょっとだけ鼻が高くなります(笑)
社会人になってからは実務に劇的に役に立つわけではない。ただ、基礎知識を増やす自己成長と昇格には影響する。
(※あくまで中堅IT企業に勤める夫と私の個人的な感想です。)
転職には有利だったと信じている
わたあめは転職(厳密には、退職→お休み→就職です)しています。夫は、新卒から同じ会社に勤めていますが、転職活動をしたことがあります。
やはり、人となりがよく分からない面接や履歴書においては信頼できる指標である資格は、有効だと思います。
私は長男出産後に保育園が決まらないというかなり厳しい状態での求職でした。が、たまたま今の会社にSEが必要で、前職がSEで資格をもっているので大丈夫であろうという理由から、保育園に入園できるまでの半年ほど待ってもらったというエピソードがあります。
人となりが分からない転職には、最低限のスキルのアピール材料・保証になる。
(※個人的な感想です。)
おまけ1:SE夫婦が選ぶ参考書
もうかれこれ10年くらい資格試験を受け続けた私たちがよく買っている本は以下です。
資格マスターの夫が選ぶ参考書
情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者 テキスト&問題集 2022年版
矢沢 久雄 著
夫はこの右上にゴールドの情報処理バッチ(?)のようなマークがある情報処理教科書シリーズを1冊やりこんでいます。
文系出身、ITが苦手な妻が選ぶ参考書
令和04年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室 情報処理技術者試験
栢木 厚 著
わたあめは実は文系出身からのSEになったという少数派SEでして。(なんじゃそりゃ)難しく書かれた本では理解が追いつかないため、優しく解説してくれる本を選んでいます。柏木先生の本、よくお世話になりました!表紙も可愛くて和むんです。(そこか)
本を選ぶ際は、書店にて中身を確認して、自分に合いそうな本を選ぶのが一番いいかと思います!(このご時世、難しいかもしれませんが。。。Amazonの中身検索でもいいですね。)
おまけ2:情報処理試験を受験するときの心構え
情報処理試験、難易度が高い試験が多いかと思います。そこで受験前によく陥る心理状況が…。
これです。もう試験数日前に本当に試験に行きたくなくなります。勉強時間が少なく、過去問の自己採点の点数が低いと尚更です。でも…試験には絶対足を運びましょう!というのも、理由は以下です。
- 試験問題を集中して解ける機会は試験中のみ!
- 受からなくても最新の過去問を解きに行ける
- 奇跡が起こることもある!
全然解けなかった、という場合でも合格点数は6割なので意外と受かったということもあります。最後まで諦めず、とにかく当日は会場に行くのがオススメです!!
ところで:ITパスポート試験は?
私が学生の頃は無かった試験なので、就職にどう影響するかはわからないのですが、私が働いていた会社では、システムエンジニアが取得する資格ではなく、ITの営業さんが取得する資格という位置づけでした。
無いよりは絶対に良いですが、システムエンジニアを目指しているのならば、基本情報処理の方が良いかな?という印象です。
ただ、基本情報を受験する前のステップとして段階的に受けていくのも良いかと思います。難易度もそこまで高くないので、IT知識を少しずつ・達成感を得ながら挑みたいという方にはお勧めです!
さいごに
基本情報処理(FE)は、実務に劇的に効いてくるわけではなかったが、SE目指す人が就職・転職に有利な資格になる!と思います。
私もこのままシステムエンジニアを続けていくならば、そろそろ上位資格を…と思っています。(過去に何度か落ちています。)頑張りましょうね!!!それでは、また!