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【Excel】BarCode Contorolが一覧にない場合の対処【Access Runtimeのインストールで解決】

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こんにちは!今回の記事では、Microsoft BarCode Control 16.0が一覧に表示されなかったので、Access Runtimeをインストールして対処したという記事になります。

ExcelでバーコードやQRコードを挿入しようと、[開発]タブから[挿入]、[コントロールの選択]で"Microsoft BarCode Control 16.0"を選択しようと試みました。ですが!

困った人
困った人
一覧に"Microsoft BarCode Contorol 16.0"がない!

コントロール選択の一覧画面に出てくるはずなのに、出てこないという現象。これはなぜなのか・どうしたらいいのか?!をまとめていきたいと思います。あくまで私の場合の体験談になりますが、同じような方の参考になれば幸いです。

Microsoft BarCode Contorol 16.0を使うために、Access Runtimeをインストールしてます!

それでは、いってみましょう!

原因:機能がインストールされていない

私の場合、バーコードを作成する必要機能がインストールされていなかったことが原因でした。

Microsoft Accessがインストールされていない場合、ExcelやWordでQRコードやバーコードの作成を行うには、「Microsoft BarCode Contorol」という機能が必要だそうです。

悩める人
悩める人
バーコード作成はAccessの機能なんだね…!(知らなかった!)

対処:Access Runtimeをインストールする

バーコードやQRコードを作成するためには、「Microsoft BarCode Contorol 16.0」というものが必要になりますが、これは元々Accessの機能の一部なのです。(Excel標準では持っていない機能。)

ただし、Microsoft Accessを持っていない場合でも、このAccessのRuntimeというものをインストールすることで、Accessの機能(QR・バーコード作成機能も含む)を利用できるようになります。

AccessのRuntimeとは

AccessのRuntimeはAccessでの開発機能(ボタンやクエリやフォームなどを作ったりすること)は利用できませんが、運用機能(Accessのデータベースを動かすこと)は利用できるというものです。

イメージが付きやすい例で説明すると、Accessへのデータを入力する画面を作成する機能・印刷レイアウトの設定などは出来ませんが、データを入力したりすることは出来るというような感じです。

AccessのRuntimeは無料で提供されています。Accessでの開発機能は必要ないけれど、開発されたものを利用するだけという場合、追加料金なしで使えるようになるとは、とても良心的ですよね。

注意:Excel 2010ではQRコード作成できなかった

使えるのはExcel2016以降かと思います。その理由は別記事にまとめましたので、気になる方はどうぞ!

Excel 2010でQRコード作成はできないの?なぜ?こんばんは!今回の記事は、Excel 2010でQRコードは作成できるのか?という記事になります。 開発タブの挿入ボタンより「Mi...

ダウンロード・インストール手順

それでは、AccessのRuntimeのダウンロードとインストール手順を記載しておきます。※Excel 2016の手順となります。

  1. マイクロソフトのダウンロードページにアクセス
    https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=50040
  2. 赤色の[ダウンロード]ボタンをクリック
  3. ダウンロードするプログラム(32ビットか64ビットのプログラムのどちらか※1)にチェックを入れ、[次へ]ボタンをクリック
  4. ダウンロードが開始するので、任意の場所に保存する
  5. ダウンロードした「accessruntime_****-****_ja-jp.exe」をダブルクリック

その後は、ウィザードに従ってインストールを行えばOKです。インストール後は念のためExcelの再起動を行っておくと良いです。

2022年5月に確認した手順です。画面構成が異なる場合があること、ご了承ください。

※1:ダウンロード時に32bitか64bitかどちらを選べばよいのか?

Runtimeをダウンロードする際に、32bitのプログラムか64bitのプログラムか、選択肢がありどちらを選べばいいのか迷うかもしれません。

考え方としては、使っているExcelのバージョンが32bitか64bitか、使っているExcelのビット数に合わせて選ぶと良いです。以下の手順でExcelのバージョンを確認してみましょう。

  1. Excelを起動
  2. [ファイル]>[アカウント]>[Excelのバージョン情報]ボタンをクリック

出てきた画面の一番上の行にバージョンが記載されていますので、ビット数を確認します。

例えば、「Microsoft Excel 2016(16.0.xxxx.xxxx) ----- 32ビット」などと書かれているので、○ビットの部分を確認しましょう!

64ビットの場合accessruntime_****_x64_ja-jp.exeを選択
32ビットの場合accessruntime_****_x86_ja-jp.exeを選択
わたあめ
わたあめ
いかがでしょうか?追加されたでしょうか?

異なるビットのダウンロードファイルを選んでしまった場合、exe実行時にメッセージが出てきます。その時の対処については、別途記事にまとめていますので、もしもの時は見て見てください。

【Access Runtime】ビットバージョン違いでインストールできない場合の対処こんにちは、わたあめです。今回の記事はAccess Runtimeをインストールしようとしたところ、以下のメッセージがでました。 ...

余談:BarCode Controlが元々あるパソコンとないパソコンの違い

このMicrosoft BarCode Controlが予め一覧にある場合とない場合、何が違うのでしょうか?

冒頭に述べた通り、バーコード・QRコードを作成する機能は、Accessが持っている機能の一つだです。ということで、使っているパソコンに元々Accessがインストールされているか・いないかの違いとなります。

Accessが元々入っているパソコンであれば、Runtimeをインストールしなくても機能が元々ある(一覧に出てくる)という事になります。

さいごに

いかがだったでしょうか。皆様の疑問解決に少しでもお役立ち出来れば幸いです。私の場合、Office2016を利用していますが、利用しているバージョンによって「Microsoft 365 Access Runtime」など名前が変わるのでそこはご注意ください。

QRコードデンソーウェーブの登録商標です。

それでは、また!