プチIT化 PR

Excel 2010でQRコード作成はできないの?なぜ?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります。
当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています。

こんばんは!今回の記事は、Excel 2010でQRコードは作成できるのか?という記事になります。

開発タブの挿入ボタンより「Microsoft BarCode Control」(バーコードコントロール)を選択し、挿入した図形のプロパティでコードの種類をQRコードに変更するとQRコードが作成されるという手順を目に強いますよね。ですが…

悩める人
悩める人
Excel 2010だと、QRコードの選択肢がない!!

Excel 2010でQRコードは作れないのか?という疑問をまとめてみました。それでは、いってみましょう!

事象詳細:QRコードの選択肢がない

Excel 2010では、バーコードを作成するときに「Microsoft Barcode Contorol 14.0」(バーコードコントロール14.0)を利用します。バーコードのオブジェクトを挿入した後、プロパティでバーコードの種類であるスタイルを選択しますが、ここにある「11-QRコード」が選択肢にない、という状況です。

以下の画像はExcel 2016の画像です。「Microsoft Barcode Contorol 16.0」のプロパティではQRコードが存在していて、これを選ぶとQRコードの作成ができます。

ちなみに、Excel2016を利用しているけど、Microsoft BarCode Control16.0が一覧にない場合の対処法は別記事にまとめていますので、読んでみてくださいね!

【Excel】BarCode Contorolが一覧にない場合の対処【Access Runtimeのインストールで解決】こんにちは!今回の記事では、Microsoft BarCode Control 16.0が一覧に表示されなかったので、Access Ru...

そもそもMicrosoft Barcode Contorolとは何か

Micorosft Barcoe Contorolとは、Accessの機能のひとつで、バーコードを作成(表示)できる機能です。

以下の対応表は推測ですが、Excelバージョンとそれに合わせてインストールできるAccess Runtime、Microsoft Barcode Contorolのバージョンです。

ExcelRuntimeBarcode Contorol
Excel 2010Access Runtime 2010Barcode Contorol 14.0
Excel 2013Access Runtime 2013Barcode Contorol 15.0
Excel 2016Access Runtime 2016Barcode Contorol 16.0

Barcode Contorolのバージョンは、恐らくExcelの内部バージョンの番号と一致していると考えます。ですので、各バージョンのExcelで使えるBarcode Contorolのバージョンも決まっているのではないかと思われます。

これでいくと、Excel 2010で使えるBarcode Contorolは14.0ということになります。(し、実際私が確認した環境でも14.0が入っていました。)

原因:QRコードが作成できるのはバージョン15.0以降

Excel 2010でQRコードが使えない原因は、QRコードが作成できるのはMicorosft Barcode Contorolのバージョンが15.0以降のものだからでした。

ですが、Microsoft社のページにもあるように元々はAccessのための機能とのことで、動作保証もAccessに限られているようです。それゆえ、Barcode Contorol 15.0だとバーコードが読み取れないなどの事象もあるようです。

考える人
考える人
Barcode Contorol 16.0からが安定して使える感じなのか?!

ただ、Barcode Contorol 16.0であってもQRコードにできるのは英数字(日本語はQRコード化できない)ということもあったりしますね。

対処

では、どうしたらいいか?を、2つ挙げて見ます。

QRコード作成サービスを利用する

QRコード作成をあえてExcelで行わなくても良い場合(セルの値を活用せず、1個とか2個とか数限りある場合など)は、Webサービスを利用すると準備の手間なくQRコードが作成できます。

作成はもちろんのこと、アクセス解析まで無料機能で使えるのですね。(すごい!)

Officeをバージョンアップする

Office 2010については、もう既にサポートが終了となっている製品です。これを機にバージョンアップを検討するのも一つの手です。

Office365はサブスクリプションとなりますが、常に最新バージョンを利用することができるので、「新しい機能が使えない」「サポートが終了してしまった」という悩みから解放されます。

 

サブスクリプションはなんとなく嫌だよ、また、WordやAccessは不要だよ、という方もいるかもしれません。サブスクが主流になってきていますが、買い切りがなんとなく好きだよ!という方も結構多いですよね。なので、Excelのみの買い切りのものも載せておきます。

 

さいごに

いかがだったでしょうか?同じような疑問を持たれた方の参考になれば幸いです。

QRコードデンソーウェーブの登録商標です。

それでは、また次の記事で!