こんにちは、わたあめです。今日はExcelのVLOOKUP関数アレンジの記事になります。
今回、VLOOKUP関数を使って実現させたいこととしては、2つの検索の値をOR検索したい、ということです。例えば、以下のような例。
検索値がA列かB列かどちらかにある状態で、検索値1か検索値2どちらかに当てはまればVLOOKUP関数を使って、右表から値を取得して価格を表示させたいという状況です。
VLOOKUP関数の基本の使い方
まず、VLOOKUP関数の基本的な使い方のおさらいです。使い方は、以下の通りです。
上記の検索値=検索したい値は基本的に一つのセルを指定しますが、ここを複数指定してOR検索したい場合どうすればいいか、という事を考えていきます。
対処:VLOOKUPを繰り返し使う
2つの検索値をどちらか一個でも当てはまればというOR条件での検索をVLOOKUPで検索していきます。以下のようにVLOOKUP関数と、もしエラーだったら(=検索値が見つからなかったら)というIFERROR関数を使って処理を記載する。
検索値1でVLOOKUP関数を使って検索し検索結果が無かった場合、検索値2でVLOOKUP関数を使って検索、それでも見つからなかったら、「見つかりませんでした」という文字列を表示するようにしています。
ちなみに、記載例ですが冒頭の画像の例で記載した関数式は以下の通りです。セルC2に記入する式となります。これをオートフィルすると良いです。
2つ以上の3つの条件にするには?は、検索値1→検索値2→検索値3という順でIFERRORと組み合わせて式を組むと良いですよ。(式自体は長く&入れ子状態になってしまいますが、今のところはこの解決策ですかねぇ…)
さいごに
いかがだったでしょうか!少しでもExcel作業の参考になれば幸いです。それでは、また次の記事で!