こんにちは!今回は、我が家の電動ハンドソープディスペンサー「ミューズ ノータッチ泡ハンドソープ」が故障してしまったので、分解してみました。その過程を紹介します。

故障の症状
まず、故障した時の様子をご説明します。我が家のディスペンサーは、赤く点滅しながら通常の1回分の泡が出るところを、ウィーン・ウィーン・ウィィーン!と3回も泡を出すという動作に。そこで、「もう壊れているなら…」と思い切って分解してみることにしました。
分解してみた
分解は自己責任ですが、壊れているなら内部を覗いてみるのもひとつの方法…!ということで、我が家はどうせ壊れているしという理由で分解してみることにしました。
底部分の分解
底部分をパカッと開けて電池を取り出し、4か所のネジ(赤矢印)を外すと内部が見える状態になります。

電池部分のカバーを外すと、以下の写真のような状態が確認できました。

上部分からの解体
泡ハンドソープを差し込む上部分は、白い固定部品を外してからネジを取り外しました。この白い部分を外す際には少し力が必要でした。我が家は工具(ペンチ)を使ってグイっと引っこ抜きました。

上部分を開けると、以下の写真ように中が見えた状態になります。

おそらくの故障原因
水が入り込んで錆びていた
泡ハンドソープ自体の動作をON・OFFにするスイッチが、底面にありました。そこから水が入り込んで、茶色く錆のようなものが出来てしまっていました。

ハンドソープ液自体が内部で漏れていた
ハンドソープ内部では、センサーが感知するとハンドソープ液を吸い取って泡として出すという仕組みのようなのですが、その過程でハンドソープ液が漏れ出ているようでした。(※これは後述する通り、我が家の使い方が悪かったせいです。)
中のパーツがぬるぬるしているな~という事で気付きました。また今回は緑色が付いたハンドソープ液を使っていたのですが、綿棒で部品周りをぬぐってみると緑色に。ハンドソープ液でした。

隙間隙間が緑色になっており、綿棒ですくってみるとみどりのヌメっとした塊がついてきました。
水分によって錆びが出来ていた
侵入した水分(水やハンドソープ液)により基盤部分に赤褐色や緑青(ろくしょう)と呼ばれる錆びが発生し、はんだが劣化している状態でした。これが正常動作を妨げていた可能性が…。

よくみると基盤のはんだもモロモロになっているような気がします。これでは、正常に動かないという事も納得です。
分解を通じて分かったことは、水分の侵入を防ぐことが寿命を伸ばす鍵かなと思いました。
当たり前だけど使い方は守るべき
ミューズの公式ページのノータッチお客様サポートぺージを見てると、以下の使い方が我が家では良くなかったです。
- 本体を水がかかる所に置いていた
- 底部分に水が溜まることが多かった
他のQAについてはミューズ公式サイトに載っています!
再度購入することにしました!
我が家は再度購入することにしました。ハンドソープの替えボトルもあと3つも残っているということと、本体の価格が安いんですよね。今度は濡れない場所で使って大切に使います。
ハンドソープ付きで1500円程ってやはり手の届きやすい価格ですよね。またデザインもシンプルでやっぱりコレ!と思いました。
ミューズ以外の自動のディスペンサー製品
自動ディスペンサー商品、調べてみたので載せておきます。まずは評価が高かった自動ディスペンサーです。ハンドソープ液のメーカーを選ばないのと、お洒落なデザインもとても可愛いです。
自動ディスペンサー、いろんな製品があって迷いますね。
2023年1月追記:ビオレからも自動ディスペンサーが発売
花王のビオレシリーズより、ハンドソープの詰め替え液をそのまま注ぎ込むだけの自動ディスペンサーが発売されているようです!
この商品だと手動ディスペンサーと同じ詰め替え液で良いので、本体はミューズより高いですが、ランニングコストが大幅に下がりそうです!また、泡の量が調節できたりディスペンサーを丸洗いできる点もいままでの自動ディスペンサーより惹かれます。
さいごに
いかがだったでしょうか。我が家の場合は、基盤が駄目になってしまっていましたが、調べていると自力で修理できたという方もいらっしゃいますね。
また、ミューズは1年以内であれば保証対象になるので、該当する方は問い合わせしてみると良いかもしれません。
それでは、また!