こんにちは、今回はパスを指定するとファイルが開くVBScriptを紹介します。
会社などで、ファイルサーバが用意されている場合、「ファイルここに置きました」と、ファイルパスのみ共有されることってありますよね。
その時にエクスプローラーを立ち上げて、アドレスバーにカーソルを合わせて、ファイルパスを貼り付けて…と少し面倒に思っていました。そこで、ファイルパスを入力ボックスに打ち込むと一発でファイルが開くスクリプトを作成しました。

ワンクリックくらいの差ですが、自分的には意外と便利だと思ったので紹介します。それでは、いってみましょう!
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サンプルスクリプト:パスを入力してファイルを起動(アプリケーションを起動)

早速、パスを入力するとファイルが立ち上がるサンプルスクリプトです。ShellExecuteを使っているので、指定したファイルがお使いのパソコンに紐づけられているアプリケーションで起動してくるというスクリプトです。
' 変数定義
Dim filePath
' ファイルパスをユーザーより入力
filePath = InputBox("ファイルパスを入力してください。", "ファイルパス")
' 戻り値が空の場合(キャンセルボタン押下時など)にスクリプトを終了する
If IsEmpty(filePath) then
WScript.Quit
End If
' ファイルパスにダブルクォーテーションを囲って付与
filePath = """" & filepath & """"
' ファイルを起動する
CreateObject("Shell.Application").ShellExecute filePath
これを拡張子".vbs"で保存します。ダブルクリックすることで起動します。
ショートカットを作成して、ショートカットにショートカットキーを割り当てることでダブルクリックでなくショートカットキーで起動することもできます。
スクリプト説明(簡単に)
サンプルスクリプトですが、コメント通り以下の動きをしています。
- InputBoxという入力ボックスにファイルパスを入力する
- 入力されたファイルパス(文字列)をfilePathという変数に受け取る
- ファイルパスにダブルクォーテーションを付ける※ファイルパスに空白が入っていた場合の対策
- ファイルを紐づいたアプリケーションで起動する
キャンセルボタンが押下された時は、Quitということでスクリプトを停止するようにしています。
気になる人
簡単ですが便利です。
さいごに
いかがだったでしょうか。同じようなスクリプト作ってみたいな~という方の参考に少しでもなれば幸いです。それでは、また!
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