こんばんは、今回はExcelの白黒印刷についての記事です。とある日、カラー印刷でない白黒印刷で印刷したところ…
悩める人
白い文字が黒い文字として印刷されている?!
という事に気付きました。厳密には、濃い色の塗りつぶし背景色に白い文字を記入しているオブジェクトが、塗りつぶし色が白になり、白い文字色が黒となって印刷されてきました。
これは一体そどうしたらいいのか。それでは、いってみましょう!
対処:Excelの「白黒印刷」設定をオフにする
Excelの印刷設定で「白黒印刷」にオンになっていないかを確認します。白黒設定がオンになっていると、なぜか白い文字が黒い文字としてプリントされていました。これをオフにすることで、白黒印刷でも意図した文字色(白文字は白)で印刷できました。
手順は以下の通りです。
- [ページレイアウト] > [欄の右下の□↘マーク]
- [シート]タブ > 印刷欄の[白黒印刷]のチェック欄を確認
ここにチェックが入っている場合、白黒印刷がExcel側で設定されている場合、白文字が黒になってしまうようでした。
余談:印刷カラーの設定の優先度は?
印刷時のカラー設定については、Excel側のページレイアウト設定と、プリンタ側でのカラー設定がありますよね。今回の事象から確認できたのは、Excel側の白黒設定が優先度が高そうでした。※あくまで私の環境では。
余談:マクロの場合
マクロから印刷される場合、マクロ側で白黒印刷を指定していることもあります。Trueがオン、Falseがオフなので、ここを「True」に指定している場合も同じことが起こります。
Sheets("Sheet1").PageSetup.BlackAndWhite = True
TrueをFalseにすることで、白黒印刷をExcel側の設定から外すことが出来ます。
さいごに
いかがだったでしょうか。同じような疑問を持たれた方の解決に少しでもお役立ちできていれば幸いです。それではまた次の記事で!