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【Thunderbird移行】コピー先にdefault-releaseがある場合の移行手順

悩める人
悩める人
Thunderbirdのデータをコピーしようとしたら、コピー先に****.default-releaseというフォルダがあるけど、どうしたら良いんだろ…。

わためも同じ事象に出会いました。

わたあめ
わたあめ
大丈夫!フォルダコピーで移行できたよ!

移行元データ(引き継ぎたいメールデータ)が****.defaultというフォルダのみで、移行先のフォルダには****.defaultと****.default-releaseというフォルダが2つありました。このような場合、どうすれば良いか対処方法をまとめてみました。

今回、私が実際の行った設定です。環境によって異なる結果となるかもしれませんので、自己責任でお願いします。

事象:移行先フォルダにdefault-releaseがある

Thundebirdのプロファイルフォルダコピーで移行するの手順で移行しようとしたところ、移行先(コピー先)フォルダに2つのファイルがありました。移行元のフォルダは、"****.default"フォルダ1つのみです。

実施しようとした移行手順

  1. 移行元パソコンで[C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles]のフォルダを開く
    ユーザ名はPCによって変わります。
  2. "****.default"をコピー(またはUSBなどの外部デバイスに保存)
  3. 移行先パソコンの[C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles]のフォルダと入れ替える

移行先には2つの"****.default"・"****.default-release"があり、どちらのフォルダ名に書き換えれば良いか迷いました

これまで経験した移行は、"****.default"だけだったので、移行先のフォルダ名で移行元のフォルダを名前変更すればOKでした。試しに、移行元の"****.default"を移行先のフォルダ名に変更して入れ替え配置して、起動するも移行元のデータは引継ぎできませんでした。

わたあめ
わたあめ
大丈夫!わたあめは次章からの設定で解決したよ!

対処:profile.iniも編集する

通常の移行(フォルダごとコピー)に加えて、"profile.ini"を編集すると"****.default"データでも移行できました。手順をまとめていきます。

※手順の中に出てくる例として、今ある移行元パソコンのフォルダ名を"AAAA.default"、移行先パソコンのフォルダ名を"BBBB.default"として記載しています。

移行元パソコンでの作業

  1. Thunderbirdを起動している場合は閉じる
  2. [C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles]のフォルダを開く
    ユーザ名はPCによって変わります。
  3. "AAAA.default"をコピー(またはUSBなどの外部デバイスに保存)

移行先パソコンでの作業

フォルダコピー・入れ替え

  1. Thunderbirdを起動している場合は閉じる
  2. [C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles]のフォルダを開く
  3. "BBBB.default"を"BBBB.default.bk"にリネーム
    リネーム名("~.bk部分")は何でも良いです。バックアップの意味合いです。
  4. 移行元パソコンで保存した"AAAA.default"を同フォルダに貼り付け
  5. "AAAA.default"を"BBBB.default"に名前変更:移行先パソコンのフォルダ名と同じに変更する

profile.iniの編集

  1. 必要であれば、コピーを作成してファイルのバックアップを取得
  2. [C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Thunderbird\profiles.ini]のファイルをテキストエディタ開く
    テキストエディタ:メモ帳などでOKです。
  3. (通常2行目にある)"Default=Profiles/****.default-release"を"Default=Profiles/BBBB.default"に変更
  4. 保存して終了

変更したprofile.iniファイル全文は以下のようになります。

[Install8216C80C92C4E828]
Default=Profiles/BBBB.default ←移行先に配置したフォルダ名 ★変更部分
Locked=1

[Profile1]
Name=default
IsRelative=1
Path=Profiles/BBBB.default
Default=1

[Profile0]
Name=default-release
IsRelative=1
Path=Profiles/****.default-release

[General]
StartWithLastProfile=1
Version=2

設定の内容は、Defaultで指定したフォルダをThundebird起動時にデフォルトで見に行くという意味です。

これで、Thundebirdを起動してみてください。移行出来ているのではないでしょうか?!

default-releaseフォルダとは

default-releaseフォルダは、Thundebirdのバージョン68.0からできたフォルダで、バージョン68以降を新規インストールした場合に、初期フォルダが"default-release"となります

ちなみに、バージョン78で"****.default"フォルダしかないこともありました。これはバージョン68以前のバージョンで新規インストール、その後アップデートというパターンなのかな?と思ったりです。

今回の事象は、バージョン68より以前のバージョンで新規インストールしたパソコンから、バージョン68より後のバージョンで新規インストールしたパソコンにデータ移行するときに、出会う事象なのではないでしょうか。(※わたあめの場合です。)

Profileフォルダへのアクセスへの注意点

ThundebirdのProfileフォルダの格納フォルダ(AppData)が無い場合

[C:\Users\ユーザ名\AppData]が見当たらないという事があるかもしれません。そのような場合は"隠しファイル"を表示させる設定を入れてあげると見えるようになります。手順は以下です。

  1. エクスプローラーを立ち上げる。
    何でも良いのでフォルダを開けばOKです。
  2. [表示]タブ>[表示/非表示]欄>[隠しファイル]にチェックを入れる

これで、AppDataフォルダが見えるようになったかと思います。

その他

移行元にも移行先にも2つの"****.default"・"****.default-release"のフォルダがある場合は、"****.default-release"の方をコピーしてくれば良いです。このとき、profile.iniの設定変更は必要ないです。

さいごに

いかがだったでしょうか。この事象わたあめは何度か出会う事があって、毎度毎度「なんだったけ?」となってしまうので手順をまとめることにしました。同じような事象で困っている方の参考になれば幸いです。それでは、また!

flier(フライヤー)