こんにちは。今回の記事はビットマップ(bmp)画像は劣化してしまうのか?という記事になります。
という疑問がでてきました。というのも「bmp画像にしたら画像がぼんやりして画質が落ちたのだけど!」という話を聞いたからです。
ビットマップは非圧縮のデータ形式なので画像の劣化なんて起こるのかな?という疑問もあり、調べてみました。それでは、いってみましょう。
まずビットマップ(bmp)画像とは?簡単に
bmpとは画像のデータ形式のひとつです。画像のデータ形式というと"png"や"jpeg"なども聞いた事があるかと思います。そういったデータ形式のひとつです。
ビットマップは画像をピクセルごとに位置(座標とかピクセルの並び順の情報)や色の情報を持っています。厳密なデータの持ち方を述べるとながくなりそうですが、ここでは簡単に。
このビットマップですが、圧縮保存形式ではないというのも一つの特徴です。画像の圧縮はデータ容量を小さくするために行う処理で、圧縮率を高めるとデータ容量も小さくなりますが、その分画質は劣化します。
という質問を考察していきたいと思います。
勝手な考察:bmpファイルにも種類がある
「.bmp」ファイルですが、いくつか種類があります。例えば、ペイントソフトでBMP画像で保存にすると、以下の選択肢が出てきました。
モノクロビットマップ | 画像を白と黒で表現する |
---|---|
16色ビットマップ | 画像を16色で表現する |
256色ビットマップ | 画像を256色で表現する |
24ビットビットマップ | 画像を16,777,216色(=24ビット)で表現する |
これは、画像で表現できる色の違いになります。たとえば、グラデーションの画像を形式を変更して保存すると以下のようになります。(これをさらにJPEG化しているのでちょっと分かりづらいかもですが。)
表現できる色が違うため、BMP画像のファイルの種類を変更した場合に画像が、表現できる色の違いで画像の表現が変わってしまう事はありえますね。(でも、16色ビットマップとか選ぶ機会ほぼないかも。。)
写真だと以下のような感じになります。
さいごに
いかがだったでしょうか。ちょっとした疑問ですが、気になったのでしらべてみました。同じような疑問を持たれている方の参考になれば幸いです。それでは、また次の記事で!