こんにちは!今回は「bit.ly」というURLについての記事になります。
最近、メールやショートメッセージ(SMS)に「https://bit.ly/*******」というアドレスが載っていました。
という疑問が湧き、調べてみることにしました。同じような疑問を持たれた方の参考になればと、まとめてみます。それでは、いってみましょう!
「bit.ly」とは?
「https://bit.ly/*****」とはどこのサイトなのでしょう。実は、「Bitly」というURLを短縮してくれるサービスで短縮した後のアドレスなのです。
具体的な例で言うと、「https://watapipi.com/AAAABBB/CCCCC/DDDDD/FFFFFFF/GGGGGGGGGGGGGG/abcdaiueo」という長い長いアドレスを「https://bit.ly/*****」という短いアドレスに変換(短縮)してくれるサービスです。
何のために使われているの?
Bitlyが使われている理由としては以下が考えられます。
- 長いURLを短くしてスッキリさせる
- クリック数などアクセス解析ができる
まずひとつ目、URL自体を短くすることによってメール本文やQR作成時など、スッキリさせることが出来るということ。
もうひとつは載せたURLがどのくらいクリックされたか?などの情報を確認できるアクセス解析ができることだと思います。(この機能はBitlyのアカウント作成後に利用できる機能です。)自分が載せたURLの反応を見ることができるのは良いですよね。
本来のURLが変わってしまうのでどこのサイトか分からない
短縮URLはとても便利ですが、すべてのURLが「https://bit.ly/******」といった表記になるので、どこのサイトへのリンクかが分からないですね。
と思うと思います。(私は思いました。)そこで、事前にこれからアクセスしようとしているURLを確認できる方法があるので、紹介します。
変換前のアドレスを確認するには「+」を付けてアクセス
クリックする前に、「https://bit.ly/*******」のリンクがどこに転送するかを確認する方法は、アドレスに「+」を付けてアクセスします。
というアドレスの後ろに半角の「+」を付けてブラウザでアクセスします。
実際に確認してみた
実際に確認してみましょう。元のURLに「+」を付けて、EdgeやChromeなどのブラウザのアドレスバーに入力、Enterキーを押してアクセスしてみます。
アクセスすると、以下のような(値はダミーです)表示となります。
- リンクの行き先のページタイトル
- 短縮URL
- リンクの行き先
などの情報が表示されます。この「ページタイトル」や「リンクの行き先」であるURLが短縮URLをクリックしたときに行く先の情報となります。
クリックして大丈夫かは自己判断
BitlyはあくまでURLを短縮するという機能を提供しているサービスなので、短縮した行先のURLの安全性などは自分で判断しなければなりません。
判断するためには、まず事前に確認することが大事ですね!
その他:bit.ly経由のアクセスで取得されてしまう情報は?
bitlyサービスで短縮されたURLをクリックすると、URLを発行した側はどのくらいクリックされたか?などの情報が確認できると書きました。
Bitly経由だと、どのような情報が分かられてしまうのか、少し調べてみました。詳しくは以下のページに記載されています。
以下のような情報が取得されているようです。(※これは変わるかもしれませんが、読んだ時点では。)
- IPアドレス(と、IPアドレスから分かる場所)
- 参照元のWebサイトやサービス(どのページを見たか、利用したWebサイト等)
- アクセスの日時
- アクセスしたブラウザやOSの情報
一個人の情報は何もならないかもしれませんが、個人情報のあつまりをサービスを最適化したりマーケティングに利用したりとそういう目的で使われているようです。
さいごに
いかがだったでしょうか。今回私が頂いたメールは、確認したところ大丈夫そうでした。信頼できる方とのやり取りの中で貼り付けられていたURLなので、恐らく大丈夫と思いながらも、馴染みのないアドレスにドキっとしてしまいました。
同じような疑問を持った方の参考に少しでもなれば幸いです。それでは、また次の記事でお会いしましょう!