こんにちは、わたあめです。
Android12が2021年12月末に出ましたね。新しく購入したスマホや、Android11のスマホでもアップデートがかかりAndroid12になったスマホもあるのではないでしょうか。
Android11からバージョンアップしてから、今まで使っていたVPN接続設定を使おうとすると、「安全でない」というオレンジ文字で警告が出てきました。
と疑問に思いましたので、調べてみました。それでは、行ってみましょう!
結論:IKEv2以外のVPN接続方式を使おうとすると出るメッセージ
結論としては、「IKEv2/IPSec」のVPN接続方式以外の接続方式で出るメッセージでした。
Android11では、VPNの接続方式を作成するときに「PPTP」や「L2TP/IPSec」というVPN接続方式を選ぶことができました。ですが、Android12になると、新規作成時に「IKEv2/IPSec」しか選べません。
セキュリティが高い順に並べてみると、【IKEv2/IPSec】 > 【L2TP/IPSec】 > 【PPTP】の順になります。
Android11で既に作成したVPN接続設定はAndroid12アップデート時にそのまま引き継がれます。ですが、Android12では「IKEv2/IPSec」の接続方式が採用されているけれど、「L2TP/IPSec」のままで良いのか?!という警告メッセージなのだと思います。
Android11の時点では採用されていた「L2TP/IPSec」は、時代が進みAndroid12では安全と言い切れないというようになったのではないかと思います。
挙動はどうなる?接続できるの?
「安全ではない」と警告メッセージは出ているものの、このまま接続できるのでしょうか。
私自身はメッセージが出ている状態でもVPN接続できましたが、友人は接続に失敗し出来ませんでした。上手く接続できる端末とできない端末があるのかな?という感じです。
どうすればいいのか?
可能であれば「IKEv2/IPSec」の方式でVPN接続情報を設定するのが良いです。ですが、「IKEv2/IPSec」で接続できるかどうかは、VPN接続サービスを提供している側に用意があるかどうかに依ります。まず、可能かどうか確認してみるのが良いでしょう。
さいごに
いかがだったでしょうか。アップデートがかかり、今まで何の問題もなく接続出来ていたVPN接続に警告メッセージが出たので驚きました。