こんにちは!今回の記事は、Wi-Fiのアクセスポイントがどのアクセスポイントに接続しているか調べる方法についてまとめました。
Wi-Fi接続、ローミングしているとエリア移動しても接続を切り替えることなく、ネットワークが自動切り替えできて便利ですよね。ただ、複数のアクセスポイントをひとつに見せているので…
という疑問が出てきましたので調べてみました。
IPアドレスは分からなかったですが、MACアドレスを確認することは出来ましたよ!MACアドレスが確認できれば、アクセスポイントの本体に貼られているシールや管理台帳などから該当の機器を割り当て出せる可能性があります。
それでは、いってみましょう!
Wi-Fiのインタフェース情報を表示させる
Wi-Fiのインタフェース情報を確認して、そこで表示されるアクセスポイントの物理アドレス(MAC)を確認すればOKです。
netshコマンドでインタフェース情報を表示
Wi-Fi接続のインタフェース情報を表示させるにはnetshというネットワーク構成情報を表示できるコマンドを使います。
上記コマンドで、無線LAN(wlan - Wireless LAN)のインタフェース情報を表示することができます。
netshコマンドで無線LAN情報の実行例
先ほど紹介したコマンドで、netshコマンドを実行すると以下のような結果を得ることができます。(※一部情報はマスキングしています。)
C:\Users\******>netsh wlan show interfaces
システムに 1 インターフェイスがあります:
名前 : Wi-Fi
説明 : Intel(R) Wi-Fi ZZ XX*** ***MHz
GUID : a99a9999-abc1-1de0-2f2f-111c222333ab
物理アドレス : **:**:**:**:**:**
状態 : 接続されました
SSID : WirelessPoint-C
BSSID : 13:24:ab:22:9a:01
ネットワークの種類 : インフラストラクチャ
無線の種類 : 802.11n
認証 : WPA2-パーソナル
暗号 : CCMP
接続モード : プロファイル
チャネル : 1
受信速度 (Mbps) : **
送信速度 (Mbps) : ***.*
シグナル : 75%
プロファイル : WirelessPoint-C
アクセスポイントの情報のBSSIDを確認
コマンド実行してWi-Fiのインタフェース情報を確認できたら、その中にあるBSSIDを確認します。BSSIDとは無線LANのネットワーク識別子のことで、どのアクセスポイントかを識別するための名前みたいなイメージです。
上記実施したコマンド結果の例だと「13:24:ab:22:9a:01」がそれにあたります。BSSIDは48ビットの長さの文字列ですが、設定次第ですが一般的にはMACアドレスをそのまま使うことが多いそうです。大体の場合はこちらでMACアドレスを確認できるということになります。
このMACアドレスからアクセスポイント本体についているシールに記載されているMACアドレス情報と一致するか確認したり、管理台帳等で探したりすることで、どのアクセスポイントかを特的できるかな、と思います。
さいごに
ローミングはエリア移動してもひとつの接続プロファイルで運用できるので便利ですが、どのアクセスポイントに接続しているのかがパッと見分からなかったので、調べてみました。同じような疑問を持たれた方の参考になれば幸いです。それでは、また!