ある日、いつものようにパソコンのフォルダを整理していたら、見慣れないファイルを発見しました。 ファイル名の最後には「.tmp」という拡張子が…。 「え、これ何?ウイルス?消していいの?」と一瞬焦った私。調べてみると、どうやら一時ファイルらしい。
でも、なぜこんなファイルができたのか?どのアプリが作ったのか?気になって調べてみました。それでは、いってみましょう!
.tmpファイルとは?
拡張子「.tmp」はTemporary(テンポラリ)=一時的なファイルを意味します。 アプリケーションが作業中に一時的に保存するために自動生成するファイルで、通常は作業完了後に削除されるはずのものです。
.tmpファイルが作られるタイミング
以下のような場面で生成されることがあります:
- WordやExcelなどのOfficeソフトで編集中アプリが自動保存やバックアップを行うとき
- ソフトが異常終了したときの復旧用データとして
- インストーラーやアップデーターが一時的にファイルを展開するとき
などです。アプリケーションによって作成されてしまうタイミングはありますが、とにかくアプリケーションが一時的に作成するイメージです。
どのアプリが作ったか調べる方法
「.tmp」ファイルの中身が気になるときは、拡張子を変更してみることで、どのアプリケーションが関係しているかを探るヒントになります。
例えば:
.tmp→.docxに変更 → Wordで開けるか試す.tmp→.xlsxに変更 → Excelで開けるか試す
このように拡張子を変更すると、Windowsから「ファイルが使えなくなる可能性があります」といった警告が表示されますが、一旦「OK」を押して開いてみましょう。もしファイルが開けた場合は、そのアプリケーションで編集中に作成された一時ファイルだった可能性が高いです。
さらに、ファイルのプロパティを確認することで、作成日時や更新日時が分かります。その時間帯に自分がどんな作業をしていたかを思い出すことで、どのアプリが関係していたかを特定する手がかりになります。
開けない場合は?
拡張子を変更してもファイルが開けないことがあります。 その場合、以下のようなエラーメッセージが表示されることがあります:
このメッセージが出る理由としては、変更した拡張子が元のアプリケーションと一致していないか、ファイル自体が破損している可能性が考えられます。
私は、アプリケーションが違っていた場合は、別のアプリケーションの拡張子に再変更して試してみるか、元の「.tmp」にそっと戻しておいています。
「.tmp」ファイルは削除しても大丈夫?
基本的に「.tmp」ファイルは削除しても問題ありません。 ただし、編集中のアプリがまだ使用している場合は削除できないこともあります。 心配な場合は、アプリを終了してから削除するのが良いかなと思います。
心配性な私は、一旦削除してゴミ箱に入れておいて、大丈夫そうならそのままゴミ箱の一定期間過ぎたら削除にお任せしておいてます。
さいごに
いかがだったでしょうか? 突然現れる「.tmp」ファイルに戸惑った同じような方の参考になれば幸いです。それでは、また!

