こんにちは、わたあめです。Thunderbirdにスペルをチェックしてくれる機能があるのはご存知でしょうか。
上記画像のように「tets」という単語が使われていた場合、これって「test」や「sett」という単語の打ち間違えじゃない?というチェックをしてくれる機能の事です。
この便利なスペルチェック機能を使おうと奮闘したところ、以下の問題が浮上しました。
- スペルチェック画面が起動しないことがある
- 日本語の言語パック(Japanese Language Pack)をインストールすると設定画面が固まる
これらの対処法についてまとめています。それでは、いってみましょう!
スペルチェックの設定方法
まず、念のためスペルチェックの設定方法を再度確認しておきましょう。
- 画面左上の三本線[三]>[設定]をクリック
- 左メニューの[編集]>[送信前にスペルチェックを行う]にチェック
これで、[送信]ボタン押下後にスペルチェックが走るはずが、一向にスペルチェック画面が立ち上がってこないということがありました。
原因:対応の言語パックがインストールされていないため
原因は、スペルチェックに必要な辞書に日本語の言語パックがインストールされていないためでした。デフォルト(何も特別な設定していない)状態では、辞書の言語が「英語(アメリカ合衆国)」のみとなっています。
メールの本文に英単語が入っていれば、スペルチェック画面が立ち上がってきます。※以下画像は、「test」をあえて「tets」と存在しない単語でスペルミスしてみたものです。
ですが、英単語が本文等に全くない場合=チェックできる単語がないということで、この画面が立ち上がってきません。これが原因でした。[辞書の言語]が日本語の言語の辞書が指定してあれば、立ち上がってきます。
対処:日本語の言語パックのインストール
日本語の言語パックをインストールする手順は以下です。
- 画面左上の三本線[三]>[設定]をクリック
- 左メニューの[編集]>[スペルチェックに必要な辞書を追加する]をクリック
- 日本語の[言語パックをダウンロード]のリンクをクリック
- [Thunderbirdへ追加]ボタンをクリック
- [追加]ボタン
- "追加されました"という旨のメッセージが表示される
- Thunderbird再起動(終了して起動)
- メッセージを作成時にメッセージで右クリック>[言語]で日本語を選択
バージョン91.3.2で確認ですが、上記設定でも上手くいかなかったです。(少なくともわたあめの環境では。)
注意:バージョン91.3.2の設定画面が固まる
受信トレイ等は全く問題なく使えるが、設定画面を開くと必ず固まり、応答なしになって終了するという現象がおこりました。わたあめの仕様環境・バージョン91.3.2で確認しています。
設定を変更しようと[ツール]>[設定]画面を開くと、Thundebrirdが応答なしになって固まって動かなくなってしまいました。その後、Thunderbirdは落ちて、勝手に終了されてしまいます。
トラブルシューティングモードで設定画面を起動
トラブルシューティングモードで開くと、設定画面で固まらなくなります。手順は以下です。
- SHIFTキーを押しながらThunderbirdを起動
- [トラブルシューティングモードを続ける]ボタンをクリック
- [ツール]>[設定]で設定画面を開く
このトラブルシューティングモードで設定画面を開くと、応答なしでクラッシュ状態に陥りません。設定を行いたい場合、このモードで設定を変更するようにするのが一つの手。
追加言語パックを削除
もう一つ、根本的な解決を図るのであれば言語パックが入っていることが問題のようなので、追加の言語パックを削除します。(※その場合、日本語のスペルチェックは使用できなくなりますが。)削除手順は以下です。
- 画面左上の三本線[三]>[アドオンとテーマ]をクリック
- 左側の[言語パック]
- [Japanese Language Pack]の[…]をクリック
- [削除]ボタンをクリック
これで通常モードで起動しても設定画面でクラッシュすることは無くなりました。
さいごに
いかがだったでしょうか。少しでも参考になれば幸いです。設定画面がクラッシュしてしまう件ですが、Thunderbirdのバージョンアップで対応されるのを待とうと思います!それでは、また!