こんにちは、わたあめです。Thunderbirdでメールを受信して見ようとしたとき、以下のようなメッセージに出会ったことありませんか?
必要であれば開いていたものの、厳密にはどういうことなんだろう?と気になったので、調べてみました。Thunderbirdの「リモートコンテンツって何?」「リモートコンテンツの設定はどこ?」という内容の記事になっております。それでは、いってましょう!
Thunderbirdのリモートコンテンツとは何なのか
リモートコンテンツとは
メールの中にある以下のコンテンツなどがリモートコンテンツと言われているものになります。
- 画像
- 動画
- スタイルシート(文字の装飾など)
メールの中に、画像が貼ってあったり、文字が装飾(デザインとか)されていたりしますよね。メール自体に埋め込まれたコンテンツではなく、メールを開くときに読み込みするコンテンツを指します。
Thunderbirdでは、このリモートコンテンツを読み込む?読み込まない?どっちにするか、設定することが出来ます。
リモートコンテンツを読み込む際に送信者に分かる情報
リモートコンテンツの読み込み時、以下の情報を送信者が知ることもできる情報があります。(取得できる手段というだけで、このデータを収集しているかどうかは送信者次第というところですが。)それは、以下の情報です。
- コンテンツを読み込んだ日時
- 読み込んだアプリケーション(メールを開いたのはThunderbirdとか?)
- IPアドレス
- メールアドレスが使用できること(受信したので、使えるメールアドレスだね、と分かるという事?)
Thunderbirdのリモートコンテンツ設定
Thunderbidでのリモートコンテンツ設定は以下の手順で設定できます。
- メールのメニュー(画面の右上にある三本線)をクリック > [設定]をクリック
- 左側 [プライバシーとセキュリティ] > [メールコンテンツ]欄 > [メッセージ内のリモートコンテンツを許可する]を確認
チェックが入っていればリモートコンテンツを許可し、入っていなければリモートコンテンツを許可しない(メール内のコンテンツを一旦は表示しない)という設定になっています。
リモートコンテンツが許可されていないと、Thunderbirdでリモートコンテンツが含まれたメールを開いたとき、黄色のメッセージバーが表示されます。
このメッセージが出ている状態は、メールのテキストのみ表示されていて、リモートコンテンツである画像などは表示されていない状態です。(画像の場合、左上にファイルがビリビリと破れたようなアイコンが表示されていました。)
Thunderbirdのサポートによると、リモートコンテンツの場合、表示する際にインターネットからダウンロードする流れとなっているそうです。
リモートコンテンツは許可しても良いのか?
リモートコンテンツは許可していいのか?という疑問ですが、個人的には、「リモートコンテンツは表示しない設定に、信頼できる送信者からのメールは都度表示する」という判断です。
コンテンツを読み込みたいときに、[オプション]>[このメッセージ内のリモートコンテンツを表示する]を明示的にクリックして表示させるのはひと手間ですが、私はは安全側に倒しています。
Webサイト閲覧時でも、同じような情報は収集されているような情報なのでさほど怖がる必要はないかも、とも思えますが、スパムメールなどの場合、このメールアドレス有効だよということが流出するというのは危険かな、と思ったりです。
付き合いのある企業の方からのセミナー案内メールなどはコンテンツ表示して開封する程度にしています。知らない送信者からのコンテンツは必要ない場合は表示していません。
その他
リモートコンテンツに関する情報ですが、詳しくはThunderbirdのサポートページ記載してあるので、気になる方は参照してみてくださいね。
さいごに
いかがだったでしょうか。同じような疑問を持たれた方の参考になれば幸いです。それでは、また次の記事でお会いしましょう!