こんばんは!今回の記事はThunderbirdのフォルダ一覧に「popstate-1.dat」、「popstate-2.dat」というフォルダについての記事です。
とある日に、Thunderbirdのフォルダ一覧を見るとpopstate-1.dat、popstate-2.datというフォルダができていました。フォルダの中身は空で、フォルダをクリックしてもメールの一覧など何も表示されません。
作った覚えもないし、何か変なことになっているのだろうかと不安になりましたので、調べて見たり対処して見たりしました!それでは、いってみましょう。
popstate.datとは何か
「poststate.dat」は、Thunderbirdの中で使われているファイルで、POPプロトコルでメール受信する際に使われるファイルです。コメント文で「POP3 Stote File」と記載があるので、受信状態を記録しておくファイルとかなんですかね。
コメント文以外のところは、以下のような内容でした。
*pop.xxxxx.xx.jp XXXXX
k oB1oobb0o0b1oo1BB1oo1ob11o00oob1 1111222233
k oB1oobb0o0b1oo1BB1oo1ob11o00oob1 1111222234
k cB1ccbb0c0b1cc1BB1cc1cb11c00ccb1 1111222235
メールヘッダーの「X-UIDL」の値が入ったりしているような気がするので、どのメールを受信したか、どのメールをサーバに残して置くか?みたいなThunderbirdがメール受信処理を行うための情報が記載されていました。
見慣れない名前だし、ウイルス感染とか?!と心配になりましたが、そうではないようでpopstate.datファイルは悪さをするファイルではないようです。
なぜフォルダができるのか原因
popstote.datはPOPプロトコルでメール受信するために必要な情報が記載されたファイルで、受信のタイミングでファイル更新がなされます。
これが何かしらの原因でpopstate.datファイルに書き込みができなかった時に「popstate-1.dat」popstate-2.dat popstate-3.datとハイフンとカウントアップされた値でファイルが増えていくような動きのようです。
作成されたファイルは、なぜかフォルダとして認識されてThunderbirdのメールボックスに出現するという流れ。
私が行ったどうしたかの対処を次章に載せていきますね。
対処:datファイル自体を削除
私の場合は、Thunderbirdのプロファイル内のMailフォルダのdatファイルを削除することで解決しました。手順は以下の通りです。
- 一旦、Thunderbirdを終了する
- Thunderbirdのユーザプロファイルフォルダへアクセスする
- 「popstate-1.dat」などのファイルを削除する
- 終了していたThunderbirdを起動する
起動後、Thunderbirdの「popstote-1.dat」や「popstote-2.dat」のフォルダは消えていました。datファイル自体が消えれば、Thunderbirdのソフト側からも認識されないのでフォルダとして出てこないようでした。
削除しても繰り返し自動で作成されてしまう場合
一度削除しても何度も勝手にpopstote-1.datが出来てしまう場合、popstote.datの書き込みがうまく言っていない可能性を疑います。popstate.datファイル自体のアクセス権(poststate.datを右クリック > [プロパティ] > [セキュリティタブ]などからアクセス権を確認)を確認してみると良いかもです。
popstate.datファイルがThunderbirdが利用できない状況だと、popstote-x.datをずっと作り続けてフォルダが増えていく可能性があります。更新日時が本日のもの、最近のものはThunderbirdが使っている可能性があるので、残しておくと安心かもです。
さいごに
いかがだったでしょうか。同じような状況の方に少しでも参考になれば幸いです。それでは、また!