んにちは。今回は、Thunderbirdでメールを開いたときに本文へ突然「[cid:*]」という文字列が表示される原因と対処法について解説します。

ある日Thunderbirdでメールを確認していたところ、本文中に「[cid:*****]」という謎の文字列がずらっと並んでいました。

悩める人
悩める人
えっ、メールが壊れた?

と一瞬焦ってしまいました。

ですが、これはThunderbirdの不具合ではなく、メールの表示形式が“プレーンテキスト”になっているため、画像が読み込まれずCID(Content-ID)がそのまま表示されているだけでした。

この記事では、この「[cid:*****]」が表示される理由と、画像を正しく表示させるための設定変更(オリジナルHTML表示)について、まとめていきます。それでは、いってみましょう!

「[cid:*****]」が本文に表示されるのはなぜ?

CIDとは何か?

CID(Content-ID)形式は、HTMLメールで画像を本文に埋め込むときに使われる仕組みです。

送信者がHTMLメール(Webページのように画像や装飾を含められるメール)を作成すると、画像はメールに添付ファイルとして含まれ、本文中では cid:xxxxx というタグを使って呼び出されます。

この方式はOutlookをはじめとした多くのメール作成ツールで一般的に使われているため、Thunderbirdで「[cid:*****]」が見えるメールは、送信者がOutlookなどでCID方式のHTMLメールを作成したということになります。

なぜThunderbirdで「[cid:*****]」が表示されるのか?

Thunderbirdには、メールをどの形式で表示するかを選べる「メッセージの表示形式」という設定があります。ここが 「プレーンテキスト」 になっていると、HTMLメールの構造が無効になり、装飾した画像も読み込まれません。

その結果、

  • HTML構造が無効になる
  • 画像が読み込まれない
  • 本文中にあるCIDタグ(cid:xxxxx)だけがそのまま表示される

という状態になっていたのでした。

これはThunderbirdの不具合ではなく、表示形式がHTMLではなくテキストになっているだけなんです。

悩める人
悩める人
どうすれば画像が見えるようになるの?

CIDの画像を表示するための設定

HTMLメールに埋め込まれた画像(CID形式)を正しく表示するには、Thunderbirdの「メッセージの表示形式」を変更する必要があります。

Thunderbirdには

  • オリジナルHTML
  • シンプルHTML
  • プレーンテキスト

という3つの表示形式があり、プレーンテキストになっていると画像が読み込まれず、本文に「[cid:*****]」だけが表示されてしまいます。

画像を表示させたい場合は、以下の手順でオリジナルHTMLに切り替えます。

表示形式の変更手順

HTMLメールを見るためのメッセージの表示形式の設定は、以下の手順で設定します。

  1. 対象のメールを開く
  2. メッセージ右上の「その他」をクリック
  3.  「メッセージの表示形式」>「オリジナルHTML」を選択
  4. 埋め込み画像が正しく表示される

記の手順で、私の環境では問題なく画像が表示されました。

Thunderbirdのバージョンやメールの作り方によって挙動が異なる場合もあるため、参考程度にお願いします。

信頼できるメールだけHTML表示にしています

私の場合ですが、HTMLメールは画像や装飾など“いろいろできる”分、セキュリティ面で気をつけたい表示形式でもあります。

そのため、普段は表示形式をプレーンテキストに固定しておき、信頼できる相手からのメールだけ「オリジナルHTML」に切り替えるようにしています。

HTMLメールのほうがメルマガなどは綺麗に表示されますが、私は安全性を優先してこの運用にしています。CID自体が危険というわけではありませんが、こうしたポリシーで使っているよ、という話でした。

さいごに

いかがだったでしょうか。同じような疑問を持たれた方の参考になれば幸いです。それでは、また!