こんにちは!今回は、ピータッチ(P-touch Editor)でファイルが開けないときのトラブルと、その解決方法について書いてみます。
とある日、ピータッチ(P-touch Editor)で****.lbxファイルを開こうとしたら以下のエラーが出ました。
プロバイダーが見つかりません。正しくインストールされていない可能性があります。
とりあえず、OKボタンをクリックすると、「ファイルが開けません!」というメッセージが出て、焦りました。でも、ピータッチエディタの再インストールで無事解決!
同じようなトラブルで困っている方の参考になればと思い、今回の事を記事にします。それでは、いってみましょう!
エラーの内容と発生状況
エラーが出た時の状況について、改めて箇条書きしておきます。
- ****.lbxファイルをダブルクリックで開く(****はファイル名)
- 「プロバイダーが見つかりません。正しくインストールされていない可能性があります。」でOKボタンをクリック
- OKボタンをクリックすると、続けて「ファイルが開けません!」というエラーが出る
- 一応ファイルは開けるが、データベース接続していた項目のデータが表示されない項目がある
私の場合ですが、ピータッチのlbxファイルが外部データベース(Excel)に接続していて、その接続が上手くいかなかったようで出ているエラーのようでした。
原因考察:Officeのバージョン変更?

私の場合、Microsoft Officeを新しいバージョンに入れ替えたあと、ピータッチのファイルを開こうとしたときにエラーが出ました。それまで問題なく使えていたのに突然使えなくなったので、Officeのバージョン変更が原因のひとつではないかと考えています。
(※ここからは完全に私の考察なので、正確かどうかはわかりません。参考程度に読んでもらえたら嬉しいです。)
P-touch EditorがExcelファイルと接続する際には、「Microsoft OLE DB Provider for Jet」(JET)や「Microsoft Access Database Engine OLE DB Provider」(ACE)といったプロバイダーが使用されているのではないか…?
※「Jet」は古い形式のExcelやAccess(.xlsや.mdb)に使われるプロバイダーで、「ACE」は新しい形式(.xlsxや.accdb)に対応したプロバイダーです。
私の場合、以前はJet用の環境が整っていた状態でP-touch Editorをインストールしていたのですが、Officeを入れ替えたことで、Windows側のプロバイダーもACEに切り替わったようです。
その結果、P-touch Editorが「Jetで接続するつもりだったのに、ACEって知らないプロバイダーが来た!」と混乱して、「プロバイダーが見つかりません」→「ファイルが開けません!」というエラーにつながったのでは?と考察しています。
解決方法:ピータッチエディタの再インストール
今回の場合、ピータッチエディタの再インストールで解決できました。(Excelファイルへのデータベース接続しなおし&設定が必要)

Brother公式サイトの「P-touch Editorダウンロードページ」から、使用している機種とOSに対応したバージョンを選んでダウンロードします。
さいごに
いかがだったでしょうか?同じような場面に立ち会った方の参考になれば嬉しいです。
原因はそれぞれ違うかもしれませんが、私の場合はピータッチエディタの再インストールで解決しました。他のエラーでも、意外と「一度リセットしてみる」ことでうまくいくことがあるので、最終的には“とりあえず再インストールしてみようかな”くらいの気持ちで試してみるのもアリかもしれません。
それでは、また次の記事で!

