こんにちは、わたあめです。今回出会った事象は、送信したメールの本文に怪しい文字列が含まれていた時どうしたか?という記事です。
メールを作成した際に、WEBページの画面の文字列をコピーし貼り付けて送信しました。メール作成時には特に問題がなかった本文だったのですが、受信者側の表示で、HTMLタグ(<img src="xxx/imaga/yyy.png">)のような謎の文字列が表示さてしまいました。
Thunderbirdでは、こんな警告メッセージが表示されるようでした。
受信者としては、謎の文字列が含まれていて、大丈夫なの?!表示しても大丈夫なの?!とセキュリティ的な不安を覚えてしまいますよね。
今回の場合、わたあめがどう対処したかを書いていきます。状況や環境によっては、原因や対処方法が異なる場合もございますので、そこはご注意くださいね。
原因
今回の場合はメールをHTML形でメッセージを作成していたからでした。相手から"変なメールだったよ"と連絡があったことで、気付きました。
それでは、詳しい原因を知りたい方は続きを読み進めてみてください。とにかく対処方法を早く!と言う方は、目次からジャンプしてくださいね!
WEBブラウザで見ている画面はHTMLで構成されている
WEBブラウザ上で表示されているページは、HTMLという言語で構成されています。
表面上は画像や文字、装飾などが表示されているように見えますが、裏ではHTMLというマークアップ言語で書かれています。
試しに、WEBページを表示させた後、キーボードの以下のボタンを押してみてください。
- Microsoft Edge:F12キー
- Google Chrome:F12キー
右側にごちゃごちゃと<>で囲われた英語が表示されましたか?これがマークアップ言語なんです。例えば、こんなのです。
<html>
<head>
<title>あんもちブログ</title>
</head>
<body>
やる気ないやる気ないやる気ない
<img src="yarukinai.png"/>
</body>
</html>
マークアップ言語までコピーペーストされたのが原因
コピーした時に、文字列の部分だけでなく、上記で説明したマークアップ言語ごとコピーしてしまって貼り付けていたのが原因でした。
例えばこんなシーンで発生します。
- WEBページの文字列だけでなく画像まで一緒にコピー
- WEBページの表自体をコピー
文字列しかコピーしていないという場合でも、気づかずコピーしていることもあるので注意ですよ。表の枠線がなかったり(線の太さがゼロになっているので一見表っぽくない)や、小さすぎる画像でコピーするときに気づかず選択してしまっていたりという事も。
作成者側では正常に表示される
と疑問を持ってしまいますよね。メールを作成時は、問題なく表示されていたのは、送信者側の編集モードがHTML形式で編集できるようになっていたからです。メーラー(メールを作るソフトウェア)側がHTMLというマークアップ言語を理解して問題なく表示していたからなんです。
受信者側のメーラーがHTMLを読み込まない(理解できない)設定になっていると、一見理解できないHTML言語が表示されてしまうという訳です。
対処
この問題を事前に防ぐ(HTML形式のメールを送らない)には、メール作成時にHTML編集しない設定を入れておくと安心ですよ。
Thunderbirdの場合
Thunderbirdの手順だと以下になります。他のメーラーでも似たような設定項目を探してみてくださいね。
- 画面上側のメニューバー、[ツール]>[アカウント設定]をクリック
- [編集とアドレス入力]をクリック
- 右側の[編集欄]>[HTML形式でメッセージを編集する]のチェックを外す
以上で、HTMLモードでの作成が出来ないようになります。この設定でメール送信したところ、同じ現象にはならなかったです。
さいごに
変なメールが届くとビックリしちゃいますよね。私も指摘されて心がドキーンとしてしまいましたが、原因を探ると大丈夫だと分かりました。
それでは、また!