こんにちは、わたあめです。とあるExcelファイルに毎度同じ警告を出されます。いつも嫌だなと思いつつ、放置していたのですが今日は向き合いたいと思います。
Excelファイルを開くと、リンクが更新できないというエラーが出る。
[リンクの編集]を行おうとすると、状態が"エラー:ソースが見つかりません"となっている。
これはどういう時に出るエラーで対処はどうしたら良いか、をまとめていきたいと思います。つたない説明もあるかと思いますが、自分の備忘用にもまとめます。
どういう時にでる警告ダイアログか?
存在しないExcelファイルのデータを参照していることが原因で出る警告です。
- 他のExcelファイルの値(セルかセルの範囲)を参照している
- その参照先のExcelファイルが見当たらない
ファイルが見当たらない原因は、参照しているファイルが削除されたり、ファイルの名前が変更になってしまったりという事が考えられるかと思います。
対処:参照しているファイルが存在するか確認→リンク解除
確認
参照先のデータが存在するのか、確認していきます。
- "ブック内の一部の~"の警告ダイアログが表示されたら、[リンクの編集]ボタンをクリック
- 表内の[リンク元]のファイル名を確認
ここのリンク元のファイルパスとファイル名を確認します。ファイルパスにファイル名が存在するか?確認してみてください。ない場合、存在しないデータを参照しているということになります。
エラーが起きているセルの特定
参照先がないデータを参照しているセルを特定するには、以下の手順で行います。
- [ホーム]タブ>[編集]欄>[検索と選択]をクリック
- [検索]をクリック
- "検索する文字列"にメモしたきーわどを入力>[次を検索]ボタンをクリック
すると、エラーとなっているセルに移動しますよ。検索に引っ掛からない場合は、もう使われてないけれど、警告のみ残っている場合かもしれません。
リンクの解除
確認して不要であればリンクを解除します。(必要であった場合、データソースを見つけてリンクのし直しが必要ですが。)
- [データ]タブ>[接続]欄>[リンクの編集]をクリック
- 該当リンクを選択>[リンクの解除]をクリック
起動時にメッセージを非表示にするには
細かい設定は置いておいて、メッセージを表示したくないよという場合は、以下の設定を行います。Excel共通の設定ではなく、ファイルごとに設定されるものです。
- 該当ファイルを起動
- [データ]タブ>[接続]欄>[リンクの編集]をクリック
- 左下の[起動時の確認]ボタンをクリック
- "メッセージを表示しないで、リンクの自動更新も行わない"を選択>[OK]ボタンをクリック
どちらかを選択することにより、表示されなりました。ただ、リンクが切れていることに気づけないのは問題かもしれませんね。
さいごに
データの参照=リンクなんて身に覚えがないよという場合でも、ウッカリでリンクしちゃってることもあるかもしれません。例えば、Excel編集時に違うExcelファイルのセルを参照した(式に"="と入力後に、他のExcelのセルをクリックして参照した)とかです。
意図的であってもなくても、こういう警告ダイアログは気持ち悪いので解消しておきたいものですね。今回解消してスッキリしました。それでは、また!