こんにちは!今回の記事は、刺繍用の水で溶けるシートを使ってみたという記事になります。
刺繍図案を写す場合、以下のことに苦戦していました。
- 分厚い布だと図案が透けない(ハンドタオル地など特に!)
- 複写紙は思ったようにインクの跡が付かない
- 黒い生地に図案が写りにくい
などなど。私も、刺繍を始めたばかりの頃にトレーシングペーパーを購入したり薄い布をつかってみたりしたものの、満足いく結果が得られず。何となくズレた図案で頑張って刺繍をしていました。
ですが、水で溶けるシートを使う用になってからそのストレスから解放されました!購入したキルターズシークレットという商品の使い方や使用感などレポートしていきますね。
それでは、いってみましょう!
水に溶けるシート:キルターズシークレット
バイリーン(Vilene)の「キルターズシークレット」という商品を今回は使ってみたいと思います!Amazonで700円くらいの商品となります。(※2021年11月時点)
バイリーン キルターズシークレット 水で溶ける不思議な不織布 75cm×100cm 白 QS-1P
バイリーン(Vilene)
商品概要
メーカー | バイリーン(Vilene) |
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材質 | 不織布(ポリビニルアルコール100%) |
色 | 無地 |
サイズ | 75cm × 100cm |
型番 | QS-1P |
折りたたまれて発送されてきますが、広げてみると75cm×100cmの大きさです。結構な大きいサイズです。一度買ってしまえば、刺繍の大きさによりますが、ワンポイント刺繍であれば沢山使えます。
素材はポリビニルアルコールで、水溶性不織布といってその名の通り水に溶ける素材。刺繍の裏材にと作られた商品です。シールタイプの水に溶ける不織布もあるようですが、シールではなくただの不織布となっています。
不織布自体は、裏が透ける程の薄さです。手を入れてみたり図案の上に置いてみた時に透け具合はこちらです。写真では分かりにくいですが、図案が写しやすい透け度です!
使い方
実際に使ってみました。使い心地はどうなのでしょうか。大きな流れは使い方は以下です。
- キルターズシークレットに図案を写す
- 刺繍したい場所にキルターズシークレットを配置※
- キルターズシークレットの上から刺繍
- 水に浸す
※公式の手順には、キルターズシークレットをフープと一緒に挟むと書いてありましたが、そうなると結構大きい面積が必要になるので、ワンポイント刺繍の時は周りを糸で軽く縫いました。まち針で固定するという方もいました!(私はチクッとなるのが怖いので、糸で縫い付けています。)
1.図案を写す
実際にキルターズシークレットを使っている様子を画像付きで説明していきますね。まず、キルターズシークレットを図案の上に載せて図案を写します。
水性チャコペンを使ってみました。布自体は溶けはしないですが、線まわりがちょっと凹んでフニャっとなりました。ペンも水で消えるタイプなので、最後水に浸した時に全て水に流れます(笑)※極細タイプを使っています。普通の太さだとどうなるかは、未検証です。
タオル生地などの分厚くフワフワとした素材には図案は直接写すのが難しいですよね?でも、キルターズシークレットを使う事でそれも可能になりました。今回はハンドタオルに刺繍していきます。
2.布に縫い付ける
図案を写したキルターズシークレットを、生地に縫い付けます。粗く粗く縫います。最後に糸を抜くので、不織布がズレないという程度で良いんです。縫い付けるのが面倒!と言う方は、大きめに切ってフープに一緒に挟んでも良いみたいです。
3.一緒に刺繍する
生地+キルターズシークレットを刺繍します。キルターズシークレットの上からガシガシ刺繍していきます。
ハンドタオルは分厚かったですが、それ以外は普通に刺繍する感覚と違いはありません。不織布自体が薄いつくりなので、プラス1枚されていますが普通の刺繍となんら変わりありません。
刺繍が終わったら、固定するために縫い付けていた糸を抜いておきましょう!
4.水で溶かす
刺繍が終わったら水で溶かしていきましょう。綺麗に溶けるのか?使う前は私も疑問でした。少し残るのではないかと。それでは、水に入れます。
サッと水に溶けていきました。オブラートみたいな溶け方です。溶けたところも少しヌルっとした手触りになりますが、水で流せば滑りもすぐになくなりましたよ!
使った感想
使った感想は、以下です。
- 図案の写しやすさピカイチ
- 綺麗に水に溶ける
- 思ったよりすぐ溶ける、あっという間に溶ける
- これからも使い続ける、リピート決定
- 複写紙も持っているが、こちらの方が断然やりやすい
とにかく、便利。刺繍図案写しに「う~ん」という思いがあるなら一度使ってみて欲しい商品です!
他にもある!水で溶ける刺繍図案用の布
今回わたあめが使用したのは、Amazonの評価が良かったキルターズシークレットでしたが、他にも同じような製品が販売されているようです。
スマプリ
LECIEN(ルシアン) スマ・プリ 約28.5x20.5cm 2枚入り No.412101 透明
LECIEN (ルシアン)
こちらは、シール状の図案転写シートとなります。キルターズシークレットとの違いは、シール状かどうかという所が大きなポイントとなりそうですね。
水に溶ける刺しゅうシート
ポケット 水に溶ける刺しゅうシート 無地
ポケット
分かりやすい商品名ですね!その名の通り、刺繍用の水に溶けるシートです。こちらも、スマプリと同じシール状で、説明には"透明"と記載があるので、図案の写しやすさが魅力なのではないでしょうか!
こちら、Amazonで販売されている商品をリンクしていますが、100均一でも取り扱いがあるそうです。以下はワッツ(watts)のリンクとなります。ダイソーなどにも同じような商品を扱っているそうです。もし店舗が近い人などはチェックしに行くのも良いかもしれません♪
今回使った商品
今回の記事で使った商品のリンクを貼っておきますね!まずは、今回の主役のキルターズシークレット。
バイリーン キルターズシークレット 水で溶ける不思議な不織布 75cm×100cm 白 QS-1P
バイリーン(Vilene)
そして、水に溶けるチャコペン。クローバーの水性チャコペンを使っています。極細なので小さかったり細い図案に向いていると思います。
Clover 水性チャコペン 極細 青 24-414
クロバー(Clover)
さいごに
いかがだったでしょうか?水に溶ける不織布の使い心地など少しでも伝わったでしょうか?そうであれば幸いです。刺繍の図案写しのハードルが下がった一品で感動でした。それでは、また!